初めて食事で躊躇する...
今日の一番の衝撃は、最近定番のお手頃ランチ10ボリ(約200円弱)のスープに入っていた、鶏の手って言えばいいのか、足って言えばいいのか、指って言えばいいのか分からんけど、とにかくそれ🐓
さすがにかぶりつく気にはなれず、出汁の味だけ堪能しました。
ボリビア料理は本当にハズレがない!マズイ料理にほぼ出会わない。
ボリビアはお昼ご飯のコースはどこもほぼ同じでメイン料理が日替わりランチ的に変わるだけ。まずはスープ。この中には日本では健康フードと言われるキヌアがたっぷり入っていたり、米や小麦、マニと言われるピーナッツのようなものを潰したものが入っていたり、とにかく店によって味が違う。そして量が半端なく多い。日本の感覚では2.3人分ぐらいの量のスープ。そして野菜たっぷり。これだけでも結構お腹がふくれる。
メインは大体、肉、ご飯、野菜のワンプレート。これだけあって200円は自分で作る手間と材料費を考えたら絶対お得👍🏻
そして、今日の学校、午前も午後も、入ったクラスの先生はとっても熱心だった。熱心な先生のクラスにいると時間がたつのも、速く感じる。
午前の3年生は、算数の重さの勉強していて、日本では3時間ほどかけて学習するところを、1時間で行っていた。ボリビアには決まった教科書がないから、それも仕方ないことかもしれない。どの学年のどのクラスの算数を見ていても圧倒的な体験活動や思考の時間が不足しているのを感じる。
でもその先生は天秤、1キロの米、パスタ、などなど、重さ測るためにたくさん準備していた。生活の中で使うためにこういう体験活動は、とっても大事だと思う。
ちなみに、この天秤、日本ではまず体験活動でも使わない...
でもボリビアでは100%メルカドに行けばこの天秤で重さを測られる。だから、子どもたちにとっても生活に密着しているもの!
そして、この先生、最後に私に、アドバイスを求めてきた。なかなかそういう先生には出会えない。本心を言うべきか、今の授業の良かったところだけを言うべきか悩んだけど、きっとこの先生なら言っても大丈夫、という直感が働いて、少しだけアドバイスをした。すると、
「なるほどね!!ありがとう!今度一緒に授業したい!」
って受け入れてくれた。向上心のある先生との仕事はこれからもとても楽しみだなぁと思えた。
もちろんそういう先生ばかりではない。自信を持ってる先生もいる。だから、慎重に意見を言わなければいけない。
午後の学校で入った6年生の先生もとても真面目な先生。子どもたちも落ち着いていた。
前に見た6年生のクラスと同じでグループ活動がしっかりできる。これは、ボリビアでは結構珍しいみたい。日本ではグループで考える授業が定着してきているけど、その先生に、
「グループで勉強させるの、いいね!」
って言ったら、
「その方がいろんなアイディアが、出ていいから!」
って、言っていた。ちゃんと、意図をもってその活動をしていることが分かり、この先生もいろんな方法を取り入れて向上心があるんだな、と分かった。
この先生とも、また次の機会に一緒に授業しよう!と約束した。
そして、今日はミサの日。
全校でお祈り。
日本では見られない光景だった。全校を前後半に分けて、約45分間のお祈り。
最後にはみんなの平和🕊を願って友達同士でハグしていた。私にも
「あなたに平和が訪れますように」
ってたくさんの子がハグしにきてくれた。
そして、神父さんに花に水をつけてそれを頭からかけてもらってお祈りは終わり。日本でいう厄祓いみたいなものかな...。
今週1週間、疲れたけど、活動が始まってようやく、なのか、もう、なのか1ヶ月が過ぎた。
このサイクルには慣れてきたけど、一向に言語に慣れる気配がない...
先生たちは、来た時よりも上手になってるよ、って言ってくれるけど、実感が全くない...
子どもたちとは、言ってることが分からなくても、なぜかコミュニケーションが取れるからそれも不思議。
とにかく、笑顔で挨拶することは、絶対に意識している。
来週からは授業参観2周目!
またかわいい1年生のところに行く!
週末に英気を養ってまた頑張ろー!