yukakoy5124’s diary ~南米Bolivia 青年海外協力隊の日々~

青年海外協力隊として南米ボリビアに来ています。ここでの日々の記録です。

Todos santos(死者の日)をボリビアの人たちと過ごした

11月1日に活動しているスクレから、ホストファミリーの親戚が住んでいるポトシという街に向かった。バスで、3時間ほど。

そして、親戚の家に着くとすでにたくさんの人たち。
ポトシは、本来の死者の日11月2日ではなく、前日の11月1日にいろいろな行事が行われるみたい。
ボリビアでは、この日、家族でその年に亡くなった方がいる場合、家に祭壇を作り、
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玄関のドアを開けておく。そうするといろんな人が次々と入ってくる。そして、その祭壇にお祈りを捧げ、イスに座るとその家のおもてなしがある。
ちなみに、家に入ってくる人は基本的になんの関係もない人たち。だから、見ず知らずの人にお祈りをしていることになる。
親戚の家は、来た人たちにケーキ🍰とワイン🍷をもてなしていた。
そして、帰りにはクッキーやパンの入ったお供え物のお下がりをわたす。
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そして、子どもたちもたくさん入ってくる。
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この子たちも祭壇の前でお祈りをして、クッキーをもらって帰っていった。
来る人はみんな手に袋を持っている。そして、次から次と家を回ってもらったものをどんどんその袋に入れていく。
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私もホストファミリーと一緒に街中を回って3件お邪魔してお祈りをして、クッキーをもらってきた。
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これは、夜遅くまで続いた。なんと、1日で来た人は2000人近く。それだけの人数分のおさがりを用意していたらしい。

そして、次の日、朝食がこれ。
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ミスキプラトというめっっっっちゃ甘い飲み物と、前日の残りのケーキ……😥ちなみに甘いけど、砂糖の甘さではないらしい。もう口の中がおかしくなりそうやった。

そして、ポトシ名物のカラプルカを食べに連れて行ってくれた。
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焼いた石が入っていてグツグツ。ずっと熱い。これは、冬にオススメ。ちなみに今は夏。
着いたときはあられ降ってましたが💦
その後は8月に亡くなったおじいちゃんのお墓にお参りにいった。
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こんな日本のように並んでいるお墓もあれば、
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このように、マンションみたいになっているものある。
ちなみに、ボリビアでは、祭壇を写真撮ったりお墓を写真撮ったりするのは、全然嫌がられない。むしろ、現地の人もみんな撮っている。

帰ると、今度はモンドンゴが振る舞われた。スクレ名物と聞いていたが…
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これは、国民食なのか?日本で言う、白米に味噌汁的な感じなのか…

こんな2日間を過ごして、夜、スクレに帰ってきました。

この週末は、スクレで日本のフェリアを行う。
折り紙、習字、ソーラン節……などなど、
遠いボリビアの人たちに少しでも日本のことを知ってもらえるといいな!