yukakoy5124’s diary ~南米Bolivia 青年海外協力隊の日々~

青年海外協力隊として南米ボリビアに来ています。ここでの日々の記録です。

一歩ずつ…

あまりにブログを更新していなくて自分でもびっくりです。

インスタやFacebookはたまに更新していますので、そちらもよかったらどうぞ。

 

さて、日々の活動は、本当に一歩一歩進んでいる感じです。

2つの学校を掛け持ちしているので、比べてもしょうがないし比べてはいけないと思いながらも、どうしても比べてしまうところがあります…。

 

少し前にインスタとFacebookで、午前の学校では計算カードの取り組みを始め、その成果が少し出始めていることをアップしました。

 

とにかく子どもたちの計算力が低いのはどこの学校も共通しています。
それで、午後の学校でも計算カードの取り組みがようやく始められました。

というのも、午前の学校と午後の学校では、いろんな面で差があります。(←また比べてる)

 

午前の学校はどの先生たちも教育に対する意識は高く、保護者や子どもたちも割と生活水準が高めな感じがします。(完全に個人の印象です)

 

でも午後の学校は、先生一人ひとりは良い人なんだけど、教育に対する意識には差がある感じです。そして、子どもたちの持ち物や服装をみていても生活が苦しいのかな、という印象を受ける子が午前に比べると多いです。

だから、同じ活動をしようとしても午前の学校はすぐにその材料や保護者の協力体制が整いますが、午後の学校は、必要最低限のものを先生が準備しても保護者の協力がなかなか得られないのが現状です。

 

校長先生に以前に計算カードの提案をした時もこれはいい練習になるけど、お金を払いたがらない保護者が多いからできるかな…と言われました。

でもそれで諦めてしまったら一歩も進めない。それで、とりあえずは3年生の4クラスをモデルに取り組んでみようと思い、3年生の先生に相談してみました。すると、二つ返事で、できるよ!やろう!といって協力してくれることになりました。

そして、まずは子どもたちの計算レベルを図るテストから。

やはり、低い…💦低すぎる…😰

3年生で一桁のたし算3分間、50問中の正答率が平均約10問。引き算はもっと低くて約7問。

鍛え甲斐がある👍🏻

それで、計算カードの作り方を説明して保護者にも協力してもらって作ることをお願いしました。心配していたけど、保護者もとても熱心で学校に作り方を聞きにきたり、家にあるもので工夫して作ったりしてくれていました。

目的はキレイな計算カードを作ることではない。

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その計算カードを使って練習ができさえすればいい。だから、それだけやってくれたことで私はとても嬉しかった😊

 

子どもたちは、その計算カードを嬉しそうに持ってきて私に次々と見せてくれた。

中には保護者が作るのを手伝ってくれず、自分自身で作ってる子もいた。それでもやろうとしてくれてることがありがたい。

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で、今日から私の特訓が、始まった。

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4クラスをいっぺんに見るのはなかなか難しいけど、初日にしては、子どもたち、とても一生懸命練習していた。これで、絶対この子達の計算の力を上げてあげたいと思った。

1ヶ月か2ヶ月後にもう一回テストして、その結果がどうなっているか楽しみ!

子どもたちも先生たちも喜ぶ顔が見たいなぁ🌸

 

少しずつだけど、こうやって動き出せて少しずつ変わり始めていることが嬉しい。

 

私も手を抜かず、スパルタの特訓がんばろー。