ブログデビュー 出勤2日目にしてまさかの小さな珍事件💦編
ようやく重い腰が上がり、ブログを始めてみました。
よろしくお願いします。
吉田裕佳子といいます。ただいま、青年海外協力隊として、南米ボリビアにきております。小学校の教員をしていて、現職参加できています。
こちらでは、小学校で算数の指導法を先生たちに教えることが目的です!
活動はまだ始まったばかり。
これから2020年3月までがんばります。
書けるときにはここに記録を残して行こうと思います。
さて、出勤2日目にして、予想外の珍事件が…。まあ事件ではないか…。
途上国ではよくあること。予定外のことが起こるのは……。
珍事件ではない普通のことです。
はじめの計画では、2.3ヶ月は学校の様子や先生、子どもの様子を見るために参観をするという計画だったはず…。だから、今日も出勤して、メモ帳持って今日はどのクラスを見に行こうかな、と考えていたら、急に
「vamos vamos(行こう行こう!)」
と6年生の先生に腕を掴まれて、教室に。ここに座って、と子どもたちも案内してくれた。日本の学校だと、高学年は少しませてて、知らない人には少し人見知りする感じだけど、全く壁がない。
すると、みんな本を出して読み始めた。
朝読書?え?ボリビアでもやってるの?
と少しビックリ❗
でも、本を出したのも束の間、担任の先生が私について話し始めた。半分ぐらい分かって半分ぐらい曖昧😓でも、日本の学校や教育を褒めてくれてるのは分かった。
それで、「ボリビアでは、金(かねじゃなくてキンね!鉱物資源)が大事なの!日本で大事なのは何?」って聞かれて、えええ?急に?ってとにかく頭振り絞って考えて、ボリビアにはなくて日本にあるもの、
魚だ!と思って
「pescado(魚)」
って答えたら、そこからまた先生のエンジンがかかり、そうだよねーーーって…。
『日本人は毎日魚を食べて、栄養をしっかり取って、チキンとかフライドポテトとか食べないから頭いいんだよね!』
って。
いや、食べるけど………でもここまで言われたら違うとは言えず、う、うん。でもたまに食べるよ、と答えた。
すると今度は日本の先生が来てくれたから、教えてもらったら賢くなれるよーって、急に
「今日の算数の授業やって!」
って振られた。ええええ?まだろくにスペイン語も喋れないのに?無理無理、って言ったけど、「私も勉強したいの!」って。
やる気のある先生なのは、分かるけど、もう頭真っ白😫😫😫
で、教科書見せられて、ここ。って言われたのが、日本では中学校で習う『正負の数』。
私教えたことないやん😵
もう頭の中汗だらけ💦
でもやるしかない。もう一人の同期とグループ派遣だから二人でTTする羽目に。
でもありがたいのは算数の数字は共通だということ。教科書をとにかく理解して、何を教えればいいのか考えて、やってみた。
なんとかかんとか、身振り手振りと、つたないスペイン語と、担任の先生と子どもたちの助けをかりてやりきった。
日本でもそうだけど、子どもたちに指示を出すときは短く端的に言うことが大切。だから、長い文章作らなくてもいいのは、ありがたい。
でも自分でドツボにはまったのは、なんでそう考えたのか聞くとき。日本でもなんで?っ言うのが大切。
¿por qué?(なぜ?)
って聞いたものの、子どもが答えてることが理解できない😭しまった💦
聞くんじゃなかった…。でも頑張って答えてくれてるから、先生も助けてくれて、なんとか理解できた。
それを続けること3時間。子どもたちも真剣に考えてくれて、『宿題宿題ー❗』って、宿題が好きみたい…。
歴代の私のクラスの宿題に苦しめられた子たちには、信じられないことかもしれないけど…。
そして、今日はおやつがでました。
マフィンみたいやつと、甘いミルクみたいなやつ。
基本、こっちの飲み物は、袋に入ってます。
子どもたちは、食べながら授業を受けることもしばしば。日本では絶対見られない光景です。
でも、ここではそれが当たり前。
どっと疲れてお昼ご飯を食べて、午後の勤務に。
今日も1年生のスペイン語の授業。一緒に聞き取りしました。LとRの違いが聞き取れない💦
めーーっちゃ1年生の先生ゆっくり喋るから、聞き取りやすい。でも、高学年の子が話しかけてくると時々分からない😵
こいつホントに先生か?ってきっと思ってるだろうな…。でもみんな話しかけてくれるから、それで練習しよ。
毎日少しずつ…。
先生の名前も覚えたいけど、2つの小学校かけもちやと、40人ぐらいいる…。
覚えられん😓
明日は午前の勤務はおやすみです。ボリビアは、半日勤務が基本だからね。