yukakoy5124’s diary ~南米Bolivia 青年海外協力隊の日々~

青年海外協力隊として南米ボリビアに来ています。ここでの日々の記録です。

住めば都

ボリビアに来てもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。

住めば都とはよく言ったもので、本当に慣れるものです。とはいうものの、ボリビアは同期の200人余りが派遣されているいろんな国の中でもずい分、生活がしやすい国だと思います。

水道がある
シャワーがある
トイレが水洗
電気が通っている
ガスがある
ベットで寝れる
ネットが繋がる

これだけあれば、十分な生活ができます。日本とほぼ一緒ですよね!

私が協力隊に行くことになり、日本を離れる前に、たくさんの方が飲み会などを開いてくれて送り出してくれたのですが、そこで言われたイメージが、

わらの家
井戸から水を汲む
トイレが穴
道路が赤土
....

などなど。


もちろん私たちの派遣される国の中には、水道はなく、汲んだ水で生活している隊員もいます。常に停電が当たり前のところで生活している隊員もいます。
その隊員たちに比べれば、格段に贅沢な生活をしているわけです。

シャワーとトイレと洗濯機が3畳ぐらいのスペースにあって、シャワーカーテンもないというのも初めは、

どうやって、浴びるの?

って抵抗がありましたが、今は慣れたものです。
しかも、お湯は出ません。初日と2日目は、真水でした...
それは故障だったのですが、真冬のボリビアで、真水シャワーは死ぬかと思いました。だんだん皮膚の感覚がなくなって来て、寝るときに冷えまくりで寝れませんでした。
3日目にやっと直り、これでお湯が出るのか!と思ったけど、出るわけない...
真水からぬるい水になっただけ。でも、それで十分。真水に比べたらあったかいと思うようになった。しかも、昼間天気が良かったら、夕方すぐ入れば、少しはあったかいお湯みたいな水が出る!
そして、空のペットボトルにお湯を沸かして入れて、ベットの足元に入れておけば湯たんぽになって温かくして寝れる。

あるものでなんとかする知恵もついてきた。

そして、トイレに入ったら流されてないのも慣れました。(家族限定)
ホームステイをしているので、トイレも1こ。初めはトイレに行くと流されてないことに、何度も、え?となり、それが、またか...となり、今では、逆に流されていると、お?!となるようになりました。水の節約です😅
私は毎回ちゃんと流しますが、排水がちゃんとなっておらず、何回かに1回しかちゃんと流れません。
うまく流れないときは洗濯機の排水を貯めた水で流します。ホントに慣れたものです💦
洗濯機もある家は珍しく、洗濯屋さんにお願いしたり、手洗いしたりするのも普通です。初めて洗濯機を使った時、洗濯物を入れて回したはいいものの、終わって取り出そうとしてら取手が壊れていて開かない😱
どうやって開けるの!と聞くと、まさかのスプーンで🥄開けるんだよ!と。取手が壊れたくらいでは、まだまだ使えますね!
今では一発で開けられます!


この間は、急に停電になったのですが、全く慌てず一歩も動かず座っていました。

というように、日本は確かに、短時間で簡単にできるものをどんどん開発し便利になっています。日本で仕事をしていた時はいかに自由な時間を捻出するか考えるくらい忙しかったです。

しかし、便利=良い
ということが全てではありません。初めは、不便と思っていたことが、普通になり、その中でさらに便利にしようと、工夫が生まれてきます。初めから便利な環境にいたら、工夫はなかなか生まれません。

だから改めて日本のいろんなものの素晴らしさに気づかされていますが、少し不便な中で時間をかけてできたことに、喜びを感じることが増えてきました。

でも、2年後日本に帰ったら帰ったで、日本の便利さにお世話になりっぱなしでしょうが、今の経験は絶対に役に立つと思います。