予定は未定の毎日……子どもに助けられっぱなしの授業
久々に、ブログを更新します。
最近予定が詰まってきて、バタバタと忙しくしていました。
日本で仕事をしていると、忙しくないことがないくらい毎日突っ走っていたので、(ただ私の要領が悪いだけって話ですが😅)自由な時間がほしい…と日々思っていました。
そして、ボリビアに来てからは、生活リズムがガラッと変わって、はじめは、学校の様子をとにかく観察する日々。することがなかったわけじゃなく、授業をさせてもらったりしていたけど、何か物足りなさを感じていました。
もうすぐ、配属先にきて3ヶ月。受け身ではなく、少しずつ自分からやりたいことが見えてきたり、こっちの先生たちに必要としてもらえていたりすることが感じられたり、予定が少しずつ詰まってきていて、少し忙しさと時間に追われる感覚が戻ってきた感じです😅。
性分なのか、忙しいほうが合ってるのかな…
何もすることがないっていうのは、なかなか不安になるし、どんどんダメ人間になっていくのが分かりました😫
先週から今週にかけては、急にいろんな活動が入ってきました。そして、ここは、ボリビア。予定はそのとおりに実行される事のほうが少ない。
①私の先生方に向けての日本の紹介のプレゼンが5日早まる。
②子どもたちへのプレゼンの日が3週間遅くなる。
③金曜に!って言ってた授業が、水曜に早まる。
④授業を参観するつもりで行ったクラスの担任が具合が悪いから、と急に下校までの4時間の授業を頼まれ、病院へ行ってしまう…
⑤2週間後に約束していた授業が明日!って言われる。
この2週間にあった変更は、これだけ。
予定表がぐちゃぐちゃで矢印だらけです😥
さらに、配属先以外の2つの学校にも行くことに…。
だから、常にしつこく確認しないと急に変更を言われたら、対応できない😭
でも、先生たちとの関係が密になってきて思うのが、ホントにここの先生たち、熱心な方たちばっかりっていうこと。配属先の先生はもちろん、保護者で先生の人が私達、日本人がいるっていうことを知り
『なんで、この学校なの?私の学校にも来て!何か研修する時は呼んで!電話番号教えるから!』
って。
誰かに必要とされているって本当に幸せなことだなぁ。
そして、先週は、6年生のクラスで平方根の授業を3連発🏫🤯
そして、今週は、5年生のクラスで小数の授業。
はじめは、手を挙げながら答えを叫んでる子たちだったので、
①黙って手を挙げること
②もう一回自分で言えるくらいに友達の発言をしっかり聴くこと
③隣の子に、ちゃんと説明できるようにすること
をとにかく徹底してやろうとしたところ、2時間後には、ほとんどの子ができるように✨✨
もともとの先生の学級経営の素地があるからだけど、授業が一部の子だけで進んでいく傾向があるボリビア。やっぱりお客さんは作りたくない。
学力に関してはいろんな課題は見えてきたけど、学級の雰囲気や授業の展開の仕方は、先生の学ぶ姿勢や子どもたちの素直さのおかげで、少しの工夫で、効果が出そうな気がする…。
午後の学校では、6年生のクラスで折り紙を教える約束をしていたので、行くとすでに折り紙を普通にしている子たちが。この予定は予定通りでした。
ボリビアにも折り紙の本があるみたい。
日本の文化が遠いボリビアでもこうやって広がってることに驚いた!
そして、花とツルの折り方を教えました。
このクラスの子たち、分からない子に早くできた子がちゃんと教えてくれる。
この後、永遠に折り紙の時間が続きました。
そして、今日の午前、参観しに行ったクラスの先生の具合が悪くて急に授業を頼まれたクラスでは、私はまた余った時間を埋めるために折り紙を教えることに。常にリュックに折り紙入れといてよかった…
そして、午後は6年生のクラスで、比の授業。
このクラスの子たちも本当に穏やかで優しくて、私が単語間違えてもちゃんと教えてくれるし、言葉に詰まってたら、代わりに説明してくれるし、子どもたちのおかげで成立した授業。
そして、何をするにも真剣。
さらに、JICAボリビアが今年40周年を迎えるので、今度、記念式典がある。その日に向けて、それぞれのボランティアが活動先で手型とメッセージをもらって、それをその式典で掲示することになっている。それで、このクラスの子たちに手型をお願いした。
すると、みんな真剣にメッセージを書いてくれて、なんなんだろ、この素直さと温かさ…😭💕と思いながら、一枚一枚手型をとってお礼を言った。
明日は、3週間後に変更になったプレゼンの代わりに急に入った6年生の授業がある。でも、今日と同じ単元なので、より良くなるように少し手直しだな……😅